2011年2月2日水曜日

Windows Home Server とCaviar Green

前回のあらすじ
リモートデスクトップのリンクをご紹介。

さて、現在、HDDはWesterndigitalのWD20EARS-00MVWB0をなにもせずに使用している訳ですが、
このままでは低速病になってしまうかもしれません。
そこで少し設定をしたいと思います。

そんなお話し
設定と言っても簡単な事しかしていません。
WHSに繋げたHDDはどうやらデータをそのまま他のPCへ移行することが不可能なようです。
そこで、HDDの7番8番がショートするようにジャンパーピンを差し込みます。
それだけです。
但し、
WHSを使ってデータが入ったHDDの場合、
ジャンパーピンを刺した後は新しいHDDとして認識されます。
当然、データは全て消去されますのでご注意を。

技術的な事は

Advanced Format Technology(以下AFT)は、物理セクタあたりのデータサイズを従来の512バイトから4,096バイトに拡大することで記録密度を高める技術。
HDDのセクタは通常512バイトで、その前後にリードイン、セクタギャップ、ECC(エラー訂正符号)が付加される物理構造。AFTでは物理的なセクタ長を4,096バイト=512バイト×8個分に拡大、この物理上の1セクタ(4,096バイト×1)を論理上の8セクタ(512バイト×8)としてエミュレーションすることで、削減された(7個の)リードインやセクタギャップの分、容量効率を高められるという。
同社によれば7~11%程度ディスク容量を節約できるほか、(セクタあたりの)ECCの増加によりエラー訂正率も50%向上させたという。ドライブ-ホスト間のデータ転送は従来どおり512バイト。
中略

ただし、「旧世代」に含まれるWindows XPで使う際は、本体ジャンパピンの操作や、同社Webサイトで配布されているユーティリティ「WD Align utility」を実行しなければ「フルパフォーマンスを発揮しない」(同社) 

AKIBA PC Hotline!
Windows XPでは再設定が必要な1TB HDDが発売 未設定ではパフォーマンス低下、今後も増加?
より引用

との事。
ウェスタンデジタルの「WD Align utility」配布先はコチラ
ただし、Windows XP のみの対応のようです。
WHSにては未検証ですのでお気をつけ下さい。

ローカルとクライアントでベンチマークを取ろうかと思ったのですが・・・
仕様上上手く行かなかったっぽい。
ベンチマークでは増設分が上手く認識されていないっぽい。
一応結果を貼っておきます。
C/DはホストにてOはクライアントにてネットワークドライブとして計測。

図01 HD250HJ CrystalDiskMark C
図02 HD250HJ CrystalDiskMark D
図03 HD250HJ CrystalDiskMark O
ここまではSAMSUNG HD250HJのみ状態での計測。

図04 WDC WD20 EARS-00MVWB0 DiskMark D
図05 WDC WD20 EARS-00MVWB0 DiskMark O
Westerndigital WD20 EARS-00MVWB0 を1台増設して、1T程ファイルを埋めた状態で計測。
システム領域とデータ領域がHDDで分けられれば良いのにねぇ

少し遅いような気がしなくも無いのだけど、
こんなものかと思う事にします。

=簡単なテスト環境=
ホストはコチラ参照。
クライアント


種類

名     称

O S

MS Windows XP Professional 32-bit SP3

CPU

intel Core2Duo E8500 (3.16GHz 1333MHz 45nm E0)

Cooler

Thermaltake CL-P0257-01(1700rpm 77.85CFM 17dB(?))

M/B

ASUS P5Q-E

MEM

CFD W2U800CQ-2GL5J (2G PC2-6400(DDR2-800)) X2(4G)

GPU

ASUS ENGTX260/HTDP/896M

NIC

on-Board Marvell Yukon 88E8056 PCI-E Gigabit Ethernet Control

HDD

WESTERN DIGITAL WD3000GLFS (300G 10000rpm)

POW

TAOENTERPRISE SILENT BLACK JAPAN (630w 80plus)

CAS

SILVERSTONE SST-GD01S-R (シャドーベイ一部ぶった切り改)
計測しながらも記事書いたり音を鳴らしてたりと適当なベンチでした。

今回はこんな所です。

次回 Windows Home Server の活用(お引越し) へつづく

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